屋根リフォームに最適な季節はいつ?屋根材の耐用年数・工法・費用まで解説
2025年4月7日更新
「屋根のリフォームって、いつやるのがベストなの?」「冬に葺き替えしても大丈夫?」「うちの屋根、そろそろ点検すべきかな?」
屋根リフォームは費用も大きく、住宅の安全性や快適性にも直結する重要な工事です。しかし、施工時期を間違えると工期の遅れや施工不良、費用増加につながる可能性もあります。
そこで本記事では、屋根リフォームに適した季節や施工タイミング、屋根材ごとの耐用年数、工法と費用の相場まで、わかりやすく解説します。
屋根リフォームに最も適した時期は「春」と「秋」
屋根リフォームのベストシーズンは、一般的に春(3〜5月)と秋(9〜11月)とされています。
なぜ春・秋が向いているのか?
理由 | 内容 |
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気温が安定 | 塗料の乾燥や接着に最適(5℃〜30℃) |
雨が少なめ | 工期が順調に進みやすい |
台風・積雪の心配がない | 緊急の天候トラブルが起きにくい |
職人の稼働が安定 | 工事を計画的に進めやすい |
気候・気温ともに安定しており、施工品質を保ちやすい時期です。
春・秋以外が適している場合もある
屋根リフォームの適期は、地域によっても異なります。
北海道・東北などの寒冷地
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春は雪解け後で屋根が傷んでいることが多く、夏が最適
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冬は積雪・凍結があり、工事ができない
九州・沖縄など温暖地
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夏は台風が多いため避けた方が無難
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春・秋または冬(12〜1月の乾燥期)が工期安定
雨が少ない「12月・1月」も意外と狙い目
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冬の晴天が多い地域(太平洋側など)では、葺き替えなどの大規模工事にも向いている
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気温が低すぎなければ、施工自体に問題はなし
【屋根材別】リフォームのタイミングはいつ?
屋根の寿命は、使われている材料や工法によって大きく異なります。
屋根材ごとの耐用年数の目安
屋根材 | リフォーム目安 | 点検の推奨周期 |
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スレート(化粧スレート) | 20〜30年 | 10年ごと |
セメント瓦 | 20〜30年 | 10年ごと |
モニエル瓦 | 20〜30年 | 10年ごと |
トタン屋根 | 10〜20年 | 5〜10年ごと |
ガルバリウム鋼板 | 25〜35年 | 10年ごと |
粘土瓦(和瓦) | 60〜80年 | 15年ごと(棟のずれ・漆喰注意) |
点検時にチェックするべき症状
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屋根材の色あせ、割れ、剥がれ
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コケ・カビ・サビの発生
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雨漏りや室内のシミ
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棟板金の浮きや釘の抜け
これらの症状が見られたら、リフォームの検討タイミングです。
【工法別】屋根リフォームの種類と費用相場
屋根リフォームには主に3つの工法があり、劣化状態や目的に応じて選ぶことが大切です。
1. 屋根塗装(表面の再塗装)
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対象:スレート・金属屋根など表面劣化のみ
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効果:美観回復、遮熱性アップ、防水性向上
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費用相場:15〜80万円
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耐用年数:7〜15年
塗装で補修できるのはあくまで軽度な劣化まで。
2. カバー工法(重ね葺き)
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対象:屋根下地が健全な場合
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効果:断熱・防水の強化、工期短縮、廃材が少ない
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費用相場:60〜250万円
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耐用年数:20〜30年
既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材をかぶせる工法。トタンやスレート屋根によく用いられます。
3. 葺き替え工法(全面交換)
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対象:屋根材・下地ともに劣化が進行している場合
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効果:雨漏りの根本解決、耐震性の向上、屋根寿命を一新
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費用相場:70〜260万円
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耐用年数:25〜40年
費用は高いが、屋根の性能をすべてリセットできるのが最大のメリット。
【屋根リフォーム時期を逃すリスク】放置するとどうなる?
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思っている方も注意が必要です。
屋根の劣化を放置しておくと、見えない場所で深刻な被害が進行していることがあります。
放置することによるリスク
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防水シートが破れ、天井裏に浸水
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野地板・梁が腐食して耐震性が低下
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雨漏り発生で内装・家具・家電に被害
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シロアリやカビの発生による健康リスク
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最終的に大規模修繕が必要で費用が倍増
「見えないから大丈夫」は禁物。10年ごとの定期点検が家を守る第一歩です。
早めの準備で理想の時期に施工できる!
春・秋の人気シーズンは、どの業者も予約が取りづらくなる傾向にあります。
理想のスケジュール感(春・秋施工希望の場合)
時期 | やること |
---|---|
2〜3ヶ月前 | 業者の選定・相見積もり |
1〜2ヶ月前 | 点検・調査の依頼 |
1ヶ月前 | 契約・施工内容の確定 |
当日〜 | リフォーム工事実施 |
特に葺き替えやカバー工法など大掛かりな工事は早めの予約が必須です。
外壁塗装と同時施工で費用が節約できる!
屋根リフォームと一緒に「外壁塗装」を検討している方には、同時施工が断然おすすめです。
節約できるポイント
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足場代の節約(10〜20万円)
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工事日程の一本化でストレス軽減
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同じ業者に頼めばパック割引や特典があることも
「あと数年後に外壁も塗りたい」と考えている方は、まとめて依頼する方が断然お得です。
【まとめ】屋根リフォームのベストタイミングを逃さないために
屋根リフォームは、住宅の寿命を守るための重要なメンテナンスです。
時期や屋根の状態をしっかり見極めて、最適なタイミングで行うことで、費用も施工の質も大きく左右されます。
最後に:あなたの家は大丈夫?セルフチェックリスト
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築年数が20年以上経過している
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屋根の色あせや割れが気になる
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雨漏りまではしていないが不安
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最近点検していない(10年以上)
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春・秋の工事を希望している
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外壁塗装も一緒に考えている
ひとつでも該当すれば、屋根業者による無料点検の依頼をおすすめします。
長野の屋根工事・雨漏り修理・外壁塗装専門店
【しろくまペイント】
https://naganoshitosou.com/
住所:長野県長野市若里1丁目27−2
お問い合わせ窓口:0120-460-461
(8:00~18:00 土日祝も営業中)
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