本当は怖い雨どいの劣化。こんな症状が出たら要注意!
2023年2月10日更新
皆さんこんにちは!長野県長野市の雨漏り修理・屋根工事専門店しろくまペイントです!
家にとって、無くてはならない存在の雨どい。
軒先や外壁、土台などへの雨水の流入を防ぎ、雨水の侵入によって建物が腐食してしまわないように、雨水を受け流す大切な役割を担っています。
普段あまり目につかない場所なので、つい点検がおろそかになってしまう…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、雨どいにも寿命はあり、劣化してから放置していると様々な症状が発生してしまうことも…。
最悪の場合、雨漏りの原因となることも少なくはありません。
今回はそんな雨どいの放置してほしくない症状、交換時期について詳しくご説明していきます!
雨どい周辺の部位の名前について
まずは、雨どい周辺の部位の名前をご説明します!
①雨どい(軒樋)
屋根の軒先に取り付けられた水平方向の雨どい。
屋根の上に降った雨水を集め、地面や下水に運ぶ役目があります。
実は、平行ではなく勾配が付けられており、その方向に雨水を流すようになっています。
②雨どい(縦樋)
垂直方向に取り付けられた雨どいで、雨水を地上や下水へと導きます。
③集水機 (しゅうすいき)・上合(じょうごう)
軒樋と竪樋の間になる箱の形の部位。軒樋で集めた雨水を、竪樋へと導く役割があります。
④軒天(のきてん)
建物から伸びている、屋根の裏側部分。
もしここにシミが出来ていたり、水で湿ったようになっていたら屋根部分に雨水が侵入し雨漏りが発生している可能性がありますので注意が必要です。
雨どいの劣化、こんなトラブルになることも…
たかが雨どいの劣化と侮るなかれ!こんなトラブルに発展することもあります。
①建物の基礎が不安定になり、雨漏り・シロアリの発生のリスクが高まる
雨どいの劣化により雨水が建物の隙間から中に入り込んでしまうことがあります。
床下・基礎などが湿気を帯びると、雨漏りやシロアリが発生しやすい状況となります。そうなるとリフォーム・修繕費用も大きくなりますので早めの対処が必要です。
②カビやコケの繁殖
雨どいは雨水を流す場所ですので、落ち葉が詰まって流れが悪くなったり、汚れがたまっていくとカビやコケの温床になりやすいです。
カビやコケが繁殖しますと、雨水の流れが悪くなり本来の役割を果たせなくなる他、異臭が発生することも…。
また、壁の裏にまでカビが入り込んでしまうと、壁を剥がす大掛かりなリフォームになってしまうこともあります。
特に雨どいの近くに樹木などがありますと、落ち葉が詰まりやすくなりますのでご注意下さい。
③ご近所トラブル
家同士の距離が狭い場合は要注意!
雨どいが劣化し、割れたり脱落したりしていると、本来下水へ流れるはずの雨水が流れずに、汚れた水が隣の家や通行人に飛び散ってしまうことがあります。
また、雨水が落ちる場所が金属だったりすると大きな音の原因となったり、土ですとぬかるみや泥はねが発生したりします。
こんな症状があったら要注意!
主に症状が出やすいのは軒樋と、水を集めるための集水器付近です!
雨どいは塩化ビニール(塩ビ)で作られていることが多く、寿命は約20年程度です。
塩化ビニールは紫外線に弱く、設置場所によっては約10年ほどで劣化がみられることもありますので、時折点検をされることをオススメします。
以下のような症状があったら、それは劣化のサインかもしれません。
しかし、雨どいは屋根など高所に設置されている場合がほとんどで、ご自身での点検には限界があるかと思います。
当社では点検を無料で行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
雨どい(軒樋)の症状
・軒樋のゆがみ
・軒樋のたわみ
・軒樋の脱落
・軒樋の取付位置不良
・支持金具が曲がりや壊れ
・軒樋の詰まり
集水器(上合)の症状
・集水器の脱落
・集水器のズレ
・竪樋とつなぐ集水器のエルボの脱落
・集水器からの雨漏り
・集水器の割れ
雨どいの劣化の原因とは?
雨どいには寿命があるとはいえ、少しでも長持ちさせたいですよね。劣化の原因をご紹介します。今からでも出来そうなことはぜひ実践してみて下さいね!
・落ち葉・枝・泥・埃などによる詰まり
高い位置にあるため普段は見えにくいですが、雨どいの中には泥やホコリなどが溜まっていることがあり、それらは時間が経つにつれて増えていきます。
さらに、雨どいの内部にカビやコケなどが発生すると雨水の排水が邪魔され、雨水が溢れてしまい、本来は水が落ちてこない場所で雨漏りが発生してしまいます。
また、雨どいの近くに高い木があれば落ち葉や枝が入ってしまう可能性も高く、他にも虫や動物の死がい、鳥の巣や風で飛ばされてきたゴミなどが詰まりを起こしてしまうこともあります。
ほとんどの場合、雨どいの掃除をすることで問題は解決しますが、長期間放っておくと、重さで雨樋のゆがみへと発展し、交換が必要になってしまうこともあります。
外壁や屋根塗装をお考えで点検してもらう機会があれば、ぜひ雨どいも見てもらいましょう。
・雨どいのゆがみや落下
雨どいは、突風や台風などの暴風雨の影響でゆがんでしまう場合があります。
近年は温暖化の影響により、大型台風が1年に平均して25個も上陸しています。
当社も、台風直後はお問い合わせが増え、伺ったお宅には軒樋自体が飛ばされてしまったというお客様もいらっしゃいました。
また、大雪が降ったときもは、屋根に積もった雪が落ちる時に雨どいをゆがませてしまうことがあり、金具が外れて雨樋が垂れ下がってしまうといった深刻なケースもありました。
雨どいがゆがんでしまうと、そこから雨水が落ちてくるようになり、軒と隣の敷地が近い場合などは近隣の方へ迷惑をかけてしまうこともあります。
ご自宅だけの問題だと考えずに、早めに交換するようにしましょう。
・経年劣化
先ほどもお伝えした通り、雨どいの多くは塩化ビニール(塩ビ)でできています。
設置されている環境により劣化速度は異なりますが、塩化ビニールは紫外線に弱いため、よく日に当たる箇所の雨どいは劣化が早いと考えられます。
平均寿命は約20年ですが、普段なかなか見ることのできない箇所ですし、20年よりも前だとしても不安点があればお気軽に当店へご相談ください。
まとめ
最後までお読み下さりありがとうございます!
普段あまり目につかないことから、放置されがちな雨どいの劣化。
劣化が進むと家全体の雨漏りやシロアリの被害、ご近所トラブルなどに発生する恐れがあります。
そうなる前に日々の点検やこまめな補修が大切となります。
しかし、雨どいの点検や補修は高所の作業となり危険が伴います。
点検は0円で行っておりますし、無理な営業も一切行いません。
ぜひ私どもしろくまペイントにご相談ください。
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