屋根工事の見積もりで失敗しないためのチェックポイントと費用相場|比較・判断のコツまで解説!
2025年4月9日更新
「屋根リフォームの見積もりをもらったけど、これって妥当?」「金額がバラバラで、どれを選べばいいか分からない…」
屋根工事を検討する際、避けて通れないのが「見積もり」です。
しかし、見慣れない専門用語や、業者ごとの価格の差に戸惑う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、屋根工事の見積もりに記載される内容・依頼の流れ・比較のポイント・費用相場まで、わかりやすく解説します。
これから屋根工事を検討する方が、適正価格で納得できる工事を選べるようになるための情報を網羅しています。
屋根工事の見積もりとは?
屋根工事の見積もりとは、業者が現地調査をもとに算出する、工事費用の内訳と総額が記載された書類です。
見積書は、契約前に金額や工事内容のすり合わせを行うための重要な資料であり、トラブル防止の役割も果たします。
見積もり書の基本構成
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工事項目(例:屋根塗装、葺き替えなど)
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材料の種類と数量
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作業人数や日数(人工数)
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単価・単位・数量
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諸経費(管理費、処分費など)
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足場代
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消費税・総額金額
これらの項目が明確に記載されていない場合は、不明瞭な請求や後からの追加費用に注意が必要です。
見積もりはいつ、どのように頼む?
基本の流れ
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現地調査を依頼する → 業者が自宅の屋根の状態をチェック
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リフォーム内容の希望を伝える → 塗装か葺き替えか、希望工法があれば相談
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数日〜1週間で見積もり書をもらう → 複数業者から相見積もりを取るのがおすすめ
見積もりを依頼する際のポイント
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無料点検をしてくれる業者を選ぶ
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その場で即決せず、一度持ち帰って検討
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急がされるような営業トークには要注意
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家族で今後の住まい方・予算を共有しておく
見積もりに記載される主な工事項目
① 屋根の種類と施工方法
工法 | 内容 | 費用相場 |
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屋根塗装 | 表面を再塗装して防水・美観を回復 | 15〜80万円 |
カバー工法 | 既存屋根の上に新たな屋根材を被せる | 60〜250万円 |
葺き替え工事 | 古い屋根を撤去して下地から新しく交換 | 70〜260万円 |
② 使用する材料の費用
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屋根材(スレート、ガルバリウム鋼板、瓦など)
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塗料(シリコン、フッ素、遮熱など)
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防水シート(ルーフィング)
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釘・ビス・シーリング材など副資材
材料のグレードや量で大きく価格が変動します。
③ 足場設置費用
屋根工事では高所作業が伴うため、足場の設置が必須です。
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平米単価:600〜1,500円
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一般的な30坪の住宅で10〜25万円程度
※外壁塗装と同時施工すると足場代を一回分で済ませられるため節約に。
④ 人件費(人工費)
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職人の作業費:1人工=1人が1日作業した費用(15,000〜20,000円程度)
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作業日数が多いほど費用は増加
⑤ 諸経費・管理費
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現場監督の管理費や事務手数料など
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見積書には「共通仮設費」や「現場管理費」などの名目で記載されることが多い
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工事総額の5〜10%程度が相場
見積もりの見方と比較すべき5つの要素
① 工事内容と材料が明確か?
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「塗装工事 一式」などの記載だけでは詳細がわかりません。
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具体的な塗料名・施工面積・回数が記載されているか確認。
② 単価・数量・総額のバランス
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㎡数が正確に反映されているか?
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相場よりも安すぎないか?
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単価や数量が抜けていないか?
③ 足場代・処分費の有無
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工事費に含まれているか、それとも別途か?
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「サービス」など曖昧な記載は要注意
④ 保証内容の記載があるか
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屋根工事後の**施工保証の有無・期間(5〜10年)**は重要
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「メーカー保証」「施工保証」など種類にも注目
⑤ 消費税込み価格かどうか
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「税別価格」で見積もりされていることも多いため、総支払額を必ず確認
【屋根の形状・素材でも変わる】費用が高くなりやすいケースとは?
勾配が急な屋根
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安全確保のため足場や養生が増える
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作業効率が落ちて人工費が増加
瓦屋根の解体・処分
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瓦は重くて割れやすく廃棄費用が高い
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1㎡あたり1,500〜2,500円程度が追加されることも
屋根裏の下地まで劣化している場合
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野地板や防水シートの交換が必要になり、追加費用発生
屋根工事の費用の目安(工法別)
工事内容 | 費用相場 | 工期の目安 |
---|---|---|
屋根塗装 | 15〜80万円 | 4〜7日 |
カバー工法 | 60〜250万円 | 6〜10日 |
葺き替え工事 | 70〜260万円 | 7〜14日 |
※建物の大きさ・屋根形状・地域によって変動します。
【まとめ】屋根工事の見積もりで後悔しないための7つのポイント
屋根工事は決して安い買い物ではありません。だからこそ、見積もりの中身をしっかり理解し、複数の業者から比較検討することが重要です。
チェックリスト
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工事内容が明確に記載されている
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屋根面積や塗装範囲が正しく反映されている
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材料や塗料の種類が記載されている
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足場代・処分費が含まれている
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保証期間と内容が明記されている
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税込・税別が明確になっている
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相見積もりを2〜3社以上から取って比較している
専門業者の無料点検と診断を活用しよう
見積もりだけでは判断できない場合は、無料の屋根点検を行っている業者に現地診断を依頼するのがおすすめです。
プロの目で屋根の状態を把握することで、本当に必要な工事内容と費用感が見えてきます。
長野の屋根工事・雨漏り修理・外壁塗装専門店
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