雨樋が詰まる原因と対策を徹底解説|放置すると発生するリスクと予防策まで

2025年5月29日更新

雨の日に「雨水がうまく流れていない」「雨樋から水が溢れている」と感じたことはありませんか?
それは、雨樋の詰まりが原因かもしれません。
雨樋が詰まると、家の外壁や基礎にまで影響が及び、深刻なダメージを招く可能性もあります。
本記事では、雨樋が詰まる主な原因や放置によるリスク、効果的な対策と予防策について、具体的かつ分かりやすく解説します。

 

雨樋が詰まる4つの主な原因|自然由来の汚れや経年劣化に要注意

雨樋が詰まる原因にはさまざまなものがありますが、大きく分けて4つの要因が挙げられます。
それぞれの発生時期や特徴を知っておくことで、予防もしやすくなります。

落ち葉や小枝:秋冬に多く飛来しやすい軽くて詰まりやすい自然物

落ち葉や小枝は、風によって屋根の上から雨樋に流れ込み、徐々に溜まっていきます。
特に秋から冬にかけては、落葉樹の葉が大量に落ち、詰まりが発生しやすくなります。
庭木や公園、山林が近くにある家では特に注意が必要です。

泥や砂:屋根の表面を雨が洗い流した結果として雨樋に堆積する微細な汚れ

屋根に降り積もった細かな泥や砂は、雨が降るたびに流されて雨樋の中に蓄積していきます。
初めのうちは水と一緒に流れていきますが、徐々に底に沈殿して塊となり、水の流れを妨げてしまいます。
特に土埃の多い地域では顕著です。

鳥の巣:野鳥が雨樋の中に巣を作ることで物理的に水の通り道がふさがれる

ツバメやスズメなどの野鳥が、屋根の軒先や雨樋の中に巣を作ってしまうことがあります。
巣の材料となる枯葉や草、泥が雨樋内に残されると詰まりの原因になるだけでなく、ひなが巣立つまで撤去できないなどの問題も発生します。

経年劣化による歪み・傾き:雨樋の構造上の不具合が詰まりやすさを助長する

長年の風雨や紫外線によって、雨樋の素材が劣化し、変形・歪みが生じることがあります。
勾配が適切でなくなると、水が流れずに停滞し、ゴミや泥が溜まりやすくなります。
築年数が20年以上経過している住宅では、特に点検が必要です。

 

雨樋の詰まりを放置するとどうなる?|外観の劣化だけで済まない深刻な影響

雨樋の詰まりを放置してしまうと、単に水が溢れるだけでは済まない深刻な影響をもたらします。
以下はその代表的な例です。

●雨樋の破損や落下

水の重みによって雨樋が変形・破損するリスクが高まります。最悪の場合、部品ごと落下してしまうこともあります。

●外壁や基礎の劣化

あふれた雨水が外壁に伝って流れ落ちると、塗装が剥がれたり、外壁材が劣化してしまいます。
また、基礎に染み込むことで、建物全体にダメージが及ぶ可能性もあります。

●虫やシロアリの発生

雨樋に溜まった水や有機物(落ち葉など)は、蚊の繁殖やシロアリの発生源になることがあります。
住宅全体の衛生環境が悪化します。

●悪臭の発生

詰まったゴミや水が腐敗すると、悪臭を放ちます。特に夏場は臭いが広がりやすく、近隣にも迷惑をかける恐れがあります。

これらのリスクを回避するためにも、定期的な点検とメンテナンスが重要です。

 

雨樋が詰まらないようにするための対策|日頃の手入れが予防のカギ

雨樋の詰まりを未然に防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
特に秋や台風シーズンの後などは、こまめな確認を心がけましょう。

雨樋の定期清掃:年に1〜2回の清掃で詰まりを未然に防ぐ

季節の変わり目に合わせて、最低でも年に1〜2回は雨樋の清掃を行いましょう。
長い棒やブラシ、専用の掃除器具などを使用して、ゴミや泥を除去することが大切です。
高所の作業になる場合は、無理せず専門業者に依頼するのが安全です。

落ち葉よけネットの設置:落ち葉や小枝が入りにくい構造で詰まりを軽減

ホームセンターなどで購入できる落ち葉よけネットを雨樋に設置すれば、大きなゴミの侵入を防ぐことができます。
特に落葉樹が多いエリアに住んでいる人には非常に有効です。設置後も定期的な点検が必要です。

雨の日の水の流れ確認:詰まりの兆候を早期発見できる簡単なチェック法

雨の日に雨樋から水がきちんと流れているかを目視で確認するのも効果的です。
「水がポタポタ垂れている」「樋からあふれている」などの異常を見つけたら、早めに対応しましょう。
意外と見落としがちな初期症状に気づくチャンスです。

 

自分で掃除する際の注意点|道具選びと安全対策がカギ

雨樋掃除を自分で行う場合は、以下の点に注意してください。

●家庭用の高圧洗浄機の使用はNG

雨樋はプラスチックや軽量金属などでできていることが多く、強い水圧をかけると破損の原因になります。手作業や低圧水での清掃が基本です。

●安全対策を万全にする

はしごや脚立を使用する際は、転倒防止のために必ず地面が安定している場所を選び、作業中は二人一組で行うのが理想です。

●無理せず業者に依頼する判断も必要

2階以上や傾斜の強い屋根は危険が伴うため、プロに依頼するのがベストです。費用はかかりますが、安全と確実性を優先しましょう。

 

まとめ|雨樋の詰まりは日頃の点検と早期対応で防げる

雨樋の詰まりは、落ち葉・泥・鳥の巣などの自然物が主な原因ですが、放置することで住宅全体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
定期的な清掃と点検、落ち葉よけネットの設置、雨の日の簡易チェックなど、予防的な対応が非常に重要です。

自力で対応が難しい場合や安全面に不安があるときは、無理をせず専門の業者に依頼することをおすすめします。
雨樋の健康は、住宅全体の寿命や快適性にも関わる大切なポイント。
手遅れになる前に、できることから始めてみましょう。


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