ガルバリウム製雨樋のメリット・デメリットと後悔しない選び方
2025年4月25日更新
雨樋(あまどい)は、屋根に降った雨水を効率よく地面へと排水する重要な設備です。
近年、雨樋の素材として注目されているのが「ガルバリウム鋼板製雨樋」です。
この記事では、ガルバリウム製雨樋の特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントなどをわかりやすく解説します。
ガルバリウム製雨樋とは?
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛合金でメッキされた鋼板で、住宅の屋根材や外壁材としても多く使われています。
この素材を使った雨樋は、金属製ならではのシャープな外観と、長寿命という特徴を兼ね備えています。
ガルバリウム鋼板雨樋の構造と素材の特性について
●アルミと亜鉛による防錆性:サビに強く、屋外でも長期間美観を維持できます。
●高い耐候性:紫外線や風雨に強く、劣化しにくい素材です。
●成形しやすい:複雑な形状にも加工でき、軒とい・たてといなど多様な部品が揃っています。
ガルバリウム製雨樋のメリット
1. 高い耐久性でメンテナンスの頻度が少ない
ガルバリウムは非常に錆びにくいため、定期的な塗装や補修が少なく済みます。一般的な塩ビ製雨樋の寿命が15~20年に対し、ガルバリウム製は25~30年ほどの耐用年数があるとされています。
2. 紫外線や風雨に強く、美観が長持ちする
塩ビ樹脂と違い、ガルバリウムは紫外線による色褪せやひび割れがほとんどなく、長年使用しても見た目を損ねにくいのが特徴です。美観を重視する住宅に向いています。
3. 外壁や屋根と素材を揃えられるため、統一感が出る
ガルバリウム鋼板は屋根や外壁材としても多用されています。外装全体をガルバリウムで統一することで、メンテナンスや交換のタイミングも合わせやすく、意匠的にも統一感のある外観を演出できます。
4. 自然災害に強い素材で安心感がある
ガルバリウム鋼板は、風や積雪などの自然災害にも強く、破損や変形が起きにくいという安心感があります。特に台風や大雪の多い地域では耐久性の高い素材選びが重要です。
ガルバリウム製雨樋のデメリットと注意点
1. 素材価格が高めで初期費用がかかる
ガルバリウム製雨樋は塩ビ製のものに比べて材料費が高く、工事費もやや高額になる傾向があります。ただし、長期的な耐用年数とメンテナンス費の削減を考えれば、トータルコストで見てお得になることもあります。
2. 雨音が響きやすい
金属素材であるため、雨が当たると音が響きやすくなります。特に寝室の近くに雨樋がある場合には、防音対策が必要になることがあります。
ガルバリウム製雨樋の主な商品と使用例
軒とい(HACOやレクガルバなど)
屋根の軒先に取り付ける雨水を受ける部分。シャープな形状で、現代的な住宅デザインと相性が良いです。
丸たてとい(T字管、丸エルボ、丸たて継手など)
屋根からの雨水を地面まで導く配管。部材が豊富で、施工性にも優れています。
クサリトイ(鎖樋/エンスイなど)
見た目の美しさを重視した雨水の流路。和モダンやデザイナーズ住宅におすすめ。
ガルバリウム製雨樋はこんな人におすすめ
●メンテナンスの手間を省きたい人
●住宅の外観を長期間きれいに保ちたい人
●屋根や外壁にもガルバリウムを採用している方
●自然災害が多い地域にお住まいの方
ガルバリウム製雨樋のまとめ
ガルバリウム鋼板製の雨樋は、耐久性・耐候性・美観すべてに優れた高性能な素材です。初期費用こそ高いものの、長期的な視点で見るとメンテナンスの手間や交換の頻度が抑えられるため、結果的にコストパフォーマンスの高い選択となります。
住宅の外観や性能にこだわりたい方には、ガルバリウム製の雨樋は非常におすすめの選択肢です。
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