屋根リフォームの最適なタイミングと方法を完全ガイド|劣化サイン・屋根材別の目安・費用も解説

2025年4月8日更新

「屋根って、いつリフォームすればいいの?」「うちは築15年だけど、まだ大丈夫?」

こうした疑問を持つ方は多いですが、屋根リフォームのベストタイミングは築年数だけで判断できるものではありません。

屋根材の種類、施工の状態、過去のメンテナンス履歴、そしてこれからどれくらいその家に住むのか。

さまざまな要素を総合的に判断してこそ、無駄な出費を防ぎ、住宅の寿命を最大限に延ばすリフォームが可能になります。

この記事では、以下のような疑問に詳しく答えていきます。

  • 築何年で屋根リフォームを考えるべき?

  • 屋根材ごとの寿命はどれくらい?

  • どんなリフォーム方法があるの?

  • 劣化のサインにはどんなものがある?

  • いつ業者に相談すればいい?

 

屋根リフォームは「築10〜15年」から意識し始めるのが基本

一般的に、築10年〜15年が屋根リフォームを意識し始めるタイミングと言われています。

この時期は、新築から最初の塗装が必要となる時期であり、屋根の表面劣化が進行し始める時期でもあります。

ただし、これはあくまで「目安」。実際には、使用している屋根材の種類や、地域の気候、過去の施工の質によって、大きく前後します。

 

築何年でリフォームが必要?素材ごとの寿命とタイミング

1. トタン屋根(亜鉛鉄板)

  • リフォーム時期目安:築7〜15年

  • 錆びやすく、こまめなメンテナンスが必要

  • 最初の塗装:7年目あたりで検討

  • 葺き替え:15年程度で検討

特に沿岸部や酸性雨の多い地域では早期劣化に注意。

2. スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)

  • リフォーム時期目安:築10〜20年

  • 最初の塗装:10年目で実施が理想

  • カバー工法や葺き替え:20〜30年目

軽量で人気だが、塗装を放置すると劣化が急加速。

3. ガルバリウム鋼板

  • リフォーム時期目安:築25〜35年

  • 錆びにくく高耐久だが、塗膜の劣化に注意

  • 点検目安:10年ごと

  • 葺き替え:30〜40年目

メンテナンス次第で40年超えの使用も可能。

4. 粘土瓦(和瓦)

  • リフォーム時期目安:築40〜80年

  • 屋根材自体の寿命は非常に長い

  • ただし、漆喰や棟部分、下地材は30年ほどで劣化

「瓦は大丈夫でも下地はNG」なケースもあるため、築30年以降は必ず点検を。

 

屋根リフォームの目安とおすすめメニュー

築年数 推奨される対応
10年目 屋根点検・塗装検討
15年目 塗装 or カバー工法検討、劣化状況によっては葺き替えも
20年目 劣化があれば塗装不可、カバー工法または葺き替えへ
30年目以上 基本的に葺き替え推奨、屋根材・下地とも交換時期

 

劣化状況と築年数で選ぶ施工法

① 屋根塗装(費用:15〜80万円)

  • 築10〜15年目に適したリフォーム

  • 表面の色あせ・防水性の低下をカバー

  • スレート・金属系屋根向け

② カバー工法(重ね葺き/費用:60〜250万円)

  • 既存の屋根に新しい屋根材を重ねる工法

  • 築15〜30年目で、下地が比較的健全な場合に向いている

  • 工期短縮・廃材少なめが特徴

③ 葺き替え(全面交換/費用:70〜260万円)

  • 築25年以上の住宅、または劣化が進んだ屋根に最適

  • 屋根材も下地もすべて交換

  • 耐震性・防水性を根本から改善できる

 

屋根劣化のサインとは?

築年数だけでなく、実際に屋根に現れている症状もリフォーム判断の大事な材料です。

劣化の主な兆候

  • 屋根材の色あせ・剥がれ

  • 表面のひび割れ・反り

  • コケ・カビ・錆の発生

  • 棟板金の浮きや釘抜け

  • 雨漏り・天井のシミ

1つでも当てはまれば、早めの点検を!

 

築年数ごとの定期点検で家を守る

屋根は普段見えない場所だからこそ、定期点検が命。

適切なメンテナンスを行えば、屋根の寿命は大きく伸ばせます。

点検の目安

  • 築10年目以降は5〜10年に1回

  • 異常がなくても定期点検で早期発見・費用削減に

 

あと何年住むかで工事内容を考える

屋根リフォームの工法選びは、今後どれだけその家に住むかでも変わります。

こんな考え方がおすすめ

  • あと10年以上住む予定 → 葺き替えで安心&長寿命

  • 10年以内に売却・引っ越し → カバー工法で費用と期間を抑える

  • 築15年未満 → 塗装で延命+外観向上

 

業者選び&相見積もりが重要!

築年数に合わせて適切なリフォームを選ぶには、信頼できる業者の点検と提案が必須です。

業者に依頼する際のチェックポイント

  • 屋根の無料点検サービスがあるか

  • 写真付きの診断書を出してくれるか

  • 自社施工か(中間マージンがない)

  • 火災保険や助成金の申請サポートがあるか

  • 相見積もりで価格・提案の比較ができるか

 

【まとめ】築年数×劣化状況×ライフプランでベストな屋根リフォームを

屋根のリフォームは「築何年だからやる」という一律の判断ではなく、屋根材・劣化状態・今後の住まい方などを総合的に考えて行うべきです。

今日からできる3ステップ

  1. 築年数をチェック → 10年以上経っているなら一度点検を

  2. 屋根を目視チェック → 色あせ、割れ、サビがないか確認

  3. 無料点検を依頼 → 複数業者から見積もりを取って比較

「まだ大丈夫」と放置せず、早めの点検と適切な工事が家全体の寿命を延ばすカギです。


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どこが悪いの?どんな工事をするの?ちゃんとした会社なのかな?点検・見積もりだけでもいいの?強引な営業はされたくないしなぁ

施工事例

長野県の地域密着施工!
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保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 二級建築施工管理技士
  • 二級建築士
  • 一級塗装技能士
  • 二級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 職長・安全衛生責任者
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 他、多数

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