2階の雨樋修理費用の相場と業者選び｜足場の有無で大きく変わる費用と選択肢を徹底解説 - 長野県長野市の雨漏り修理・屋根工事専門店｜しろくまペイント

「2階の雨樋が外れた」「水があふれているのに届かない」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特に2階部分の雨樋修理では、足場が必要になるケースが多く、費用が高額になりがちです。

本記事では、2階の雨樋修理にかかる費用相場を、作業内容や足場の有無に分けて詳しく解説します。
また、修理費用に影響する要素や、業者選びのポイント、DIYの注意点についても具体的に紹介していきます。

2階の雨樋修理にかかる費用相場

2階の雨樋修理では「安全性を確保できるかどうか」が重要なポイントとなるため、足場の有無によって費用が大きく変動します。
以下に、状況別の相場をまとめました。

2階の雨樋修理の費用相場一覧

●部分修理（足場不要）：5万〜10万円程度

短い範囲の補修や低めの2階部分で、はしごや高所作業車で対応できるケース。

●部分修理（一面部のみ、足場あり）：15万〜20万円程度

壁の一面全体にわたる補修や、作業スペースが狭い場所などでは足場が必要です。

●全体交換（足場全面設置）：25万〜60万円程度

雨樋全体を新しいものに交換する場合の費用です。建物の形状や長さ、素材によって差があります。

雨樋修理の費用を左右する5つの要素

雨樋修理の費用は、単純な作業代だけではなく、周辺環境や構造、部材によって大きく異なります。
見積もりをもらったときに納得できるよう、以下の要素を把握しておきましょう。

1. 修理内容（補修・塗装・交換など）

部分的な割れや接合部の補修なら安価ですが、全交換となると部材費と工事費が大きくなります。

2. 足場が必要かどうか

2階以上の高さでは、安全のために足場が必要になることが多く、これだけで15万〜25万円程度かかります。

3. 作業の安全性と難易度

傾斜のきつい屋根や、隣家との距離が狭い場所は作業が難しく、追加料金が発生することもあります。

4. 使用する部品のグレードや種類

塩ビ製とガルバリウム鋼板では、価格や耐久性が異なります。希望に応じて選択しましょう。

5. 人件費・地域差

都市部と地方では人件費や施工コストに差があり、見積もりに反映されます。

雨樋修理を依頼できる業者の種類

2階の雨樋修理では、安全対策や高所作業に慣れた業者を選ぶことが不可欠です。以下に主な依頼先を紹介します。

ホームセンター：手軽に頼めるが、対応範囲に限りがあることも

●一部の大型ホームセンター（カインズ、コーナン等）では雨樋修理サービスを展開しています。

●軽微な作業には対応可能ですが、高所作業には対応していないことがあるため確認が必要です。

雨樋修理専門事業者：2階部分の作業に慣れており、スムーズな対応が可能

●高所作業の経験や装備が整っているため、2階の雨樋でも安心して任せられます。

●足場設置や見積もり、保険適用のアドバイスもしてくれる業者が多いです。

DIYでの2階雨樋修理は可能？

雨樋修理はDIYでも行えることがありますが、2階部分の修理となると、リスクと手間が大きくなります。

DIYでの修理が難しい理由と注意点

●高所作業で落下の危険がある

一般のはしごでは安定性が低く、命に関わる事故も起きています。

●足場を個人で設置するのは現実的でない

足場材のレンタルや設置・解体は専門知識と人手が必要です。

●適切な部材や施工方法がわからないと再発の可能性も

接合部の密着や勾配調整など、専門的なノウハウが必要です。

DIYが向いているケース

●1階部分や手の届く範囲の簡単な補修

●目視点検や落ち葉の掃除などの軽作業

2階部分の雨樋修理は、費用がかかってもプロに任せる方が安全で確実です。

まとめ

2階の雨樋修理にかかる費用は、5万〜10万円（足場なし）から、足場ありで20万円以上、全体交換では最大60万円ほどになることもあります。費用に大きく影響するのは「足場の有無」と「修理の範囲」です。

高所作業の危険性を考えると、無理にDIYで対応せず、雨樋修理専門事業者など高所作業の経験豊富な業者に依頼するのが安心です。

見積もりは複数社から取り、施工内容・金額・安全性を比較しながら、自分に合った選択をしていきましょう。