長野県上水内郡信濃町・I様邸|軒天の塗装をしました!
2023年4月1日更新
みなさんこんにちは!
長野県長野市の雨漏り修理・屋根・塗装・防水工事専門のしろくまペイントです。
長野県上水内郡信濃町のI様邸にて、付帯部塗装の様子をお伝えします!
【軒天とは】
軒天は、外壁から飛び出ている屋根や庇の裏側などを指します。
地上に立って、上を見た時に見える天井は軒天です。
雨宿りをしている時に見える天井が軒天です。
【ケレン作業をしました】
こちらは軒天のケレン作業をしている時の写真です。
あしつけ棒で表面を研磨しています。
ケレン作業は、英語のcreanが訛ってできた言葉と言われていて、下地を綺麗にし、調整する作業をいいます。
具体的には、汚れや古く脆弱な塗膜を削り落としていきます。
それらの不純物が残ったまま塗装をしてしまえば、新しい塗料の密着性が低く、すぐに剥がれてしまいます。
そのため、下地を綺麗にして塗料の密着性を高めます。
更に、ケレン作業では表面をザラザラにしています。
このザラザラにすることを目荒らし・目粗し・足つけといいます。
なぜ大切なお住まいの表面をザラザラにするかというと、そうしなければ塗料がくっつきにくいからです。
ツルツルの表面のところに塗料を塗ろうとしても塗りにくいですよね。
ガラスや鏡をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
そこまでではありませんが、軒天もツルツルとしているので塗料がつきにくいので、表面に微細な傷をつけます。
I様邸では雨樋の塗装もさせていただいたのですが、雨樋も同じように目荒らしをしました。
【ニッペ水性カチオンシーラーで下塗りをしました】
下地処理を終え、塗装に入ります。
今回、上塗り塗料にはニッペのノキテンエースを使います。
シーラーレスの軒天用塗料ですが、塗装面が粉化している場合や塗料の吸い込みが激しい場合には下塗りをします。
こちらが下塗りの写真です。
傷んだ軒天材というのは、塗料を吸い込んでしまい、ムラができてしまいます。
シーラーには吸い込みを抑える機能があるので、ムラなく、綺麗に塗装をすることができます。
「ニッペ水性カチオンシーラー」については、こちらのページです。
【ニッペ ノキテンエースで仕上げました!】
下塗りがしっかり乾燥したのを確認し、仕上げにノキテンエースを塗っていきました。
ノキテンエースは下地の状態が良ければシーラーレスでも問題ありません。
その名の通り、軒天に適した塗料です。
高耐久性で防カビ・防藻性に優れているツヤ消し塗料です。
こちらが完成後の写真です!
ホワイトで美しく、清潔感のある軒天になりました。
【軒天は何色がいい?】
軒天はどうしても日陰になるので、ホワイトで塗装しても、このように若干暗くなります。
そのため、軒天はできるだけ明るい色がオススメです。
また、窓の上にある庇の裏側を塗る場合は特に明るい色がいいでしょう。
暗い色にすると、室内から外を見た時に、少し暗くなるからです。
明るい色にした方が外が明るく見える、という効果があります。
とは言っても、黒やブラウンなど、暗い色で塗ることもあります。
窓の上の庇でなければ暗い色でもいいでしょう。
お住まいにメリハリがついて、スタイリッシュなデザインになります。
しろくまペイントでは塗装工事の前の打ち合わせで色選びもサポートさせていただいています。
一緒にオシャレな外観を作り上げましょう(^^)
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