落ち葉が入らない雨樋とは?詰まりを防ぐ最新対策と製品選びのポイント
2025年5月10日更新
秋から冬にかけて、落ち葉による雨樋の詰まりは多くの住宅で悩みの種となります。
詰まった雨樋は雨水の排水不良を招き、建物の腐食や雨漏りの原因になることもあります。
今回は、落ち葉が入らないように工夫された雨樋の種類や、落ち葉対策の具体的方法、設置時の注意点まで詳しく解説します。
落ち葉対策が施された雨樋の選び方
落ち葉が入りにくい雨樋には、特殊な構造や部材があらかじめ設置されているタイプがあります。
詰まり防止に特化した設計で、定期的な掃除の手間も大幅に軽減されます。
元旦内樋(がんたんうちどい)とは?高耐久で落ち葉をしっかりブロック
●構造と仕組み:落ち葉除けが標準装備されており、雨水は流しつつ落ち葉は通さない設計。
●耐久性:積雪150cmまで耐える構造で、豪雪地帯や風の強い地域でも安心して使用可能。
●対応屋根タイプ:金属屋根・和瓦・平板スレートなど、幅広い屋根材に対応。
●メンテナンス性:雨樋のツメを起こすだけで落ち葉除けが簡単に外せ、内部の掃除も容易。
このような高性能な雨樋は、日常のメンテナンスが難しい方や、落葉樹の多い地域に住んでいる方にとって特におすすめです。
落ち葉よけネット付きの雨樋
新しく雨樋を交換しなくても、既存の雨樋に落ち葉よけネットを設置することで、落ち葉やゴミの侵入を防ぐことが可能です。
落ち葉よけネットの特徴
●素材と形状:樹脂製の網目状ネットで、軽量かつ加工が簡単。
●取り付け方法:丸めて軒樋に差し込むタイプや、上から被せるタイプが主流。
●効果:網目より大きな落ち葉は遮断され、詰まりのリスクを大幅に軽減できます。
注意点
●針葉樹や細かい葉には弱い:スギやマツのような細かい葉は網目を通過してしまう可能性があります。
●高所作業に要注意:設置作業は屋根の先端に近いため、転落防止対策が必要です。
設置する際は、滑りにくい靴や安全帯を用意し、できる限り二人以上での作業をおすすめします。
雨樋の落ち葉詰まりを防ぐには?
構造的な工夫だけでなく、定期的な掃除を組み合わせることで、雨樋の詰まりリスクをさらに下げることができます。
有効なメンテナンス対策
●春と秋に年2回の清掃が理想的:秋は落ち葉、春は花粉や黄砂、虫の死骸などが溜まりやすい季節です。
●集水器(縦樋の入口)のチェック:一番ゴミが溜まりやすい箇所のため、重点的に掃除しましょう。
●高所作業はプロに依頼するのも手:自身での掃除が難しい場合、年1〜2回の業者清掃も有効です。
落ち葉が入らない雨樋を選ぶメリットと導入をおすすめする人の特徴
落ち葉が入りにくい雨樋やネットを設置することで、以下のようなメリットが得られます。
主なメリット
●詰まりによる雨漏り・軒下浸水を防げる:排水不良による建物へのダメージを未然に防ぎます。
●掃除の回数が減る:手が届きにくい2階部分などの清掃頻度を減らせます。
●住宅の寿命を延ばす:雨水がスムーズに流れることで、基礎や外壁の劣化を抑制できます。
導入をおすすめする方
●落葉樹が近くに植えられている方
●定期的な掃除が難しい高齢者や単身世帯
●足場を設けての掃除にコストをかけたくない方
まとめ
落ち葉が詰まらない雨樋を選ぶことは、住宅の維持管理コストを抑える有効な手段の一つです。
「元旦内樋」などの機能性製品や、後付け可能な「落ち葉よけネット」など、住まいに合わせた対策が選べるのも嬉しいポイント。
掃除が不要になるわけではありませんが、詰まりの頻度を大幅に下げられることで、安心して長く住み続けられる家づくりが実現します。
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