後悔しないために知っておきたい!ガルバリウム雨樋のデメリットと対策
2025年5月7日更新
ガルバリウム鋼板は、屋根や外壁だけでなく、雨樋にも使用される人気の高い素材です。耐久性や耐候性に優れる一方で、実は施工後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する方も少なくありません。この記事では、ガルバリウム製雨樋の主なデメリットを詳しく解説し、それぞれの対策方法も併せてご紹介します。
ガルバリウム製雨樋の主なデメリットとは?
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛を主成分とする合金メッキ鋼板で、錆びにくく、耐久性が高いのが魅力です。
しかし、どんなに優れた素材でも万能ではありません。特に雨樋として使用する場合には、特有の注意点が存在します。
●雨漏りのリスクがある
●雨音が大きくなる
●コストが高め
●衝撃に弱く凹みやすい
以下、それぞれのデメリットとその対処法について詳しく解説します。
雨漏りリスク:継ぎ目が多い構造が原因に。施工精度とシーリングで防止を
ガルバリウム製雨樋は、特に長尺でなく短めのユニットを継ぎ合わせて設置することが多く、継ぎ目が多くなる傾向があります。
その継ぎ目部分から雨水が漏れ出すリスクがあります。
●シーリング材の充填が不十分だと、雨水の浸入を防げない
●防水シートを施工時に敷くことで、二重の防水構造を作ると安心
対策: 施工時にはシーリング処理の確実さを確認し、定期的な点検でシーリングの劣化を見逃さないようにしましょう。
雨漏りが発生すると、外壁や基礎部分への被害にもつながるため、初期対応が肝心です。
雨音がうるさい:軽量素材ゆえの反響に注意。快適な住環境を守るには?
ガルバリウム鋼板は非常に軽く、強度の割に取り扱いしやすい素材ですが、音を反響しやすいという特性があります。
そのため、雨が降ると「ポツポツ」「パタパタ」といった金属音が響きやすくなります。
●特に深夜や早朝の降雨音が気になる方には不向きな場合も
●防音材や制振材を貼ることで、ある程度の音の緩和が可能
対策: 制振シートを裏側に貼る、軒天部分に防音材を設置するなど、建築時または後付けで音対策を検討しましょう。
コストが高め:塩ビ雨樋と比較すると初期費用がネックに
ガルバリウム雨樋は、塩化ビニール製の雨樋と比べて、材料費・施工費ともに割高です。
特に予算を重視する方にとっては導入をためらう要因になりがちです。
●樹脂製と比較すると1.5〜2倍程度の価格差があることも
●長期的に見れば耐久性やメンテナンス費用で相殺できるが、初期費用としては負担感がある
対策: 予算に余裕がない場合は、重要箇所のみガルバリウム製にするなど部分的な導入も視野に入れましょう。また、火災保険や自然災害補償を活用して補填できるケースもあります。
衝撃に弱く凹みやすい:金属素材の宿命。生活動線と設置環境を見直す
ガルバリウム鋼板は厚さが薄く、金属としての硬度はあるものの、外部からの衝撃には比較的弱いという欠点があります。
●野球ボールや子どもの遊び、強風による飛来物で凹みやすい
●一度凹むと元に戻すのが難しく、交換対応になることが多い
対策: 庭でのボール遊びは控える、物干し竿の設置位置をずらすなど、日常生活の中で意識的に雨樋を守る工夫が必要です。
特に人の行き来が多い動線上には設置しないように計画を立てましょう。
まとめ:ガルバリウム雨樋の特性を理解し、正しい施工とメンテナンスを
ガルバリウム雨樋は優れた耐久性や美観を持つ一方で、音、価格、施工精度、衝撃耐性といった面で注意が必要です。
メリットとデメリットをしっかり理解し、適切な業者による施工と定期的な点検・メンテナンスを行うことで、長く安心して使い続けられます。
住宅の寿命や快適性を左右する重要な設備である雨樋。後悔しない選択のために、素材選びとそのデメリットへの理解を深めておきましょう。
長野の屋根工事・雨漏り修理・外壁塗装専門店
【しろくまペイント】
https://naganoshitosou.com/
住所:長野県長野市若里1丁目27−2
お問い合わせ窓口:0120-460-461
(8:00~18:00 土日祝も営業中)
対応エリア:長野県長野市・千曲市・須坂市・中野市・大町市・上田市、他
★ 長野のお客様の施工実績多数掲載!
長野の屋根工事の施工実績 https://naganoshitosou.com/case/
雨漏り修理はコチラ https://naganoshitosou.com/amamori/
外壁屋根無料診断はコチラ https://naganoshitosou.com/inspection/
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://naganoshitosou.com/contact/