住まいを長く使っていくために重要なのが外壁塗装です。
今現在、新しい住宅だとしても、長年住んでいくうちに外壁塗装が必要となる時期は訪れます。
外壁塗装を行う段階になって情報収集をするのでは、確かな業者を選べないかもしれません。
もし、私が外壁塗装を依頼するのであれば、実績の多い会社で安すぎず高すぎない業者を選びます。
なぜか？
高すぎる業者の場合に考えられることは、一つの工事に複数社が絡むことです。下請けを使っている可能性があります。
他にも、営業マンへの歩合が高いことがあります。
一方安すぎる業者の場合、仕事の確保を優先している場合があるからです。
また、残念ですが、手抜きありきで見積もりを出して仕事を取る業者もいます。
だからこそ、適正価格で資格や実績が豊富な業者が良いと思うのです。
ただ、外壁塗装の相場、適正価格といっても、幾らか分からなければ高い安いの判断基準ができません。
そこで、外壁塗装の相場についてご紹介します。

 

一概に外壁塗装の相場と言っても使用する塗料と住宅の坪数によって変わってきます。
今、長野市で最も使われている塗料はシリコンですが、塗替えサイクルを伸ばすフッ素樹脂も人気です。

シリコン塗料は、全国的に見てもスタンダードな塗料として定着しています。
単価相場は、2,200円～2,800円で耐用年数は気候風土にもよりますが、8年～15年とされています。
費用対効果でもシリコン系塗料が高くなっています。

続いてフッ素塗料です。
塗料の中では、グレードが高いため価格が高く耐候性にも優れます。
単価相場は、2,800円～3,400円と少し高めではありますが、耐用年数は15年～20年と長いです。
塗膜の効果が持続することは外壁塗装をするうえではとても重要なポイントとなります。
塗料は機能性や耐用年数によって価格が違ってきます。
耐用年数が高くなれば当然単価相場が高くなります。
しかし持続年数が長いことは次のメンテナンス時期が長くなることを意味し、付随する工事である足場設置や、仮設トイレの設置、事前準備、種類申請などのコストが掛からないメリットが生まれます。
例えば10年持つ塗料で3回塗替えるにと、15年持つ塗料で2回塗替えるのではメンテナンスしている意味では同じですが、側面では人との係わりや段取り、そして前述した付随する工事があるわけです。
フッ素塗料は将来的にみれば費用を安く抑えられます。

坪数毎の費用目安
外壁塗装の相場は、使用塗料以外にも対象となる面積で変わってきます。
以下は、シリコン塗装とフッ素塗装を行った場合になります。

坪数	シリコン樹脂塗装	フッ素樹脂塗装
30坪	約42万～	約53万～
40坪	約56万～	約70万～
50坪	約70万～	約88万～
60坪	約84万～	約105万～
70坪	約98万～	約126万～

※足場別途です。

ご自身の、お住まいの坪数を把握したうえで、上記の価格相場をご覧いただければ分かりやすいと思います。
ただ、足場や付帯部への塗装などがあるため、その辺りも押さえておく必要があります。
長野市の平均的な価格では60万円以上掛かっています。
チラシやCMなどの価格で見積もりを依頼したのに全然違った金額が出てきてしまっては、気持ちの良い事ではありません。
見積りを出してもらったので断りずらくなってしまったなんて事を耳にします。
塗装を考えた段階で、業者の評判など情報収集できる時間を持ちたいものです。

 

いかがだったでしょうか？
一概に長野市の塗装業者といっても請け負い形体は様々です。
確かな塗装専門店を選び出せることが理想ですが、情報過多な時代であるが故、良い情報ばかりで判断材料にしてよいもかも迷う所です。
間違いのない業者を選ぶためにも、塗装を行う前の期間を大切にしてください。
もし、現在住んでいる住宅の年数が長くなっているけど、一度も外壁塗装をしたことがにのであれば、検討してみてはいかがでしょうか？
しろくまペイントでは、無料点検も行っていますし、見積もりも無料です。
お気軽にご相談下さい。