外壁塗装・屋根塗装は自分でDIYできる？DIYのポイントを詳しく解説します！ - 長野県長野市の雨漏り修理・屋根工事専門店｜しろくまペイント

 

 

続いて、外壁塗装・屋根塗装の手順をご説明します。

業者に依頼した場合平均して10～14日間ほど、DIYされるのでしたら約3倍の1ヶ月～1カ月半ほど見込むと良いでしょう。

 

 

足場架設

DIYされるのでしたら同じ高さの脚立を二つ並べてそこに足場を渡す、脚立足場が手軽です。脚立の届かない高い場所ははしごを使用することになるかと思いますが、危険を伴いますし何度もはしごや足場を移動させるのは大変です。費用はかかりますが、安全性や手間を考えると足場の組み立てを業者に依頼するのがオススメです。

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高圧洗浄

屋根も外壁も、実はカビや苔、埃などの汚れがいっぱいです。この汚れをそのままにして上から塗装してしまいますと、早い段階での塗装剥がれに繋がり、数年でまた塗装をすることになってしまうかもしれません。

高圧洗浄機を使用し、必ず綺麗にしてから塗装をしましょう。

 

 

下地補修・シーリング（外壁塗装）

下地処理は、外壁塗装で一番重要と言っても過言ではありません。

雨漏りの原因にもなりうるひび割れの補修、サビ取り作業（ケレン作業）、サンディングボードの継ぎ目のひび割れや隙間の補修（シーリング）を行います。

その後の塗膜剥がれや雨漏りを防ぐためにも、丁寧に行ってください。

 

 

下地補修・釘打ち（屋根塗装）

下地処理は、屋根塗装でも非常に重要です。

多くの屋根には棟板金（むねばんきん）とよばれる鉄板の部材が使われています。

この板金を固定している釘は約10年で抜けてきます。塗装前にしっかり打ち込み+抜け予防のシーリングを行いましょう。

 

 

養生

外壁塗装・屋根塗装において軽視されがちな養生ですが、塗料は必ず飛び散ると思っておいた方が良いです。

汚したくない窓、窓枠、シャッター、換気扇、ドア、車、植栽、地面などに、マスキングテープ、養生シート、ロールマスカー、ブルーシートなどを使用し必ず養生してから塗装を行いましょう。

 

 

下塗り・中塗り・上塗り

ここでようやく塗りの作業に入ります。

下塗りは、その後に塗る上塗り用塗料接着させて耐久性を高める役割、中塗りは防水性能を高める役割、上塗りは塗膜に十分な厚みを持たせることを目的に、基本的には中塗りと同じ塗料をもう一度塗ります。

下塗り・中塗り・上塗りは塗った後最低でも丸一日乾燥させなければ次の工程に移ることができません。したがって、最短でも３日はかかりますし、湿度や温度が適切な日に塗装をするとなると、もっと日数が長くなってしまうこともあります。

大変なので、中塗りを分厚く塗れば上塗りはいらないのでは？とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、塗料には一度に塗る適切な量が決められています。これを守らずに分厚く塗ってしまいますと、気泡やフクレ、ひび割れの原因となり、最悪の場合雨漏りなども起こりえます。

長持ちする塗装の行うためにも、必ず下塗り・中塗り・上塗りの工程を踏みましょう。

☞外壁塗装についてはコチラ

 

 

 

足場解体

お疲れ様でした。足場を解体して、外壁塗装・屋根塗装は終了となります。

足場架設を業者に依頼した場合は、解体も合わせてお願いすると良いでしょう。

 

 

 

 

まずは、こちらの図をご覧ください。一言に塗料と言ってもその性能や価格、耐用年数は様々です。

それぞれの違いについてご説明します。

アクリル樹脂・・・耐用年数５～７年。耐久性は低いがその分低価格。定期的に塗り替えが出来る方や、短期間で塗り替えて様々な色を楽しみたい方にオススメです。

ウレタン樹脂・・・耐用年数7～11年。木から金属まで塗る場所を選ばない塗料。比較的安価ですが、耐久性は低めです。

シリコン塗料・・・耐用年数11～14年。耐用年数と価格のバランスが良く、人気のある塗料で、色の種類も豊富です。

ラジカル塗料・・・耐用年数13～16年。紫外線や汚れ、水に強い高耐久性。しかも比較的低価格なので人気があります。

フッ素・光触媒・ピュアアクリル塗料・・・耐用年数15年～。耐久性が高いがその分価格は高めです。耐久性の高さから頻繁に塗り替えのできないビルやマンションに使用されることも。

無機塗料・・・耐用年数15～20年。非常に高耐久ですが高価格。公共の施設等で使用されることが多いです。

 

このように塗料により特徴は千差万別ですが、DIYされるのでしたら価格と性能のバランスの良いシリコン塗料・ラジカル塗料・フッ素塗料から選ばれるのがオススメです。

 

 

外壁塗装や屋根塗装は基本的には雨の日にはできませんので、梅雨時期や台風の多い時期は避けるのが無難です。

しかし気温・湿度が安定していれば一年を通して行うことができます。

各季節の特徴をご紹介します。

春・・・気温・湿度ともに安定していますが、春雨前線による雨には注意。

夏・・・晴れの日が多いが、台風・ゲリラ豪雨の発生のリスクがあります。また、屋外での作業になるため熱中症にも注意。

秋・・・気温・湿度ともに安定しているが、秋雨前線・台風に注意

冬・・・降雪地域以外は湿度が低いが、長野県では凍結・降雪の可能性が高いので注意。