長野県下高井郡山ノ内町 屋根葺き替え工事 施工前の状態~足場設置
2023年5月15日更新
みなさんこんにちは!
長野県長野市の雨漏り修理・屋根・塗装・防水工事専門のしろくまペイントです。
長野県下高井郡山ノ内町にて、屋根葺き替え工事を行いました!
【施工前の状態】棟瓦落下、塗膜の剥がれなど
「屋根が一部落ちてきた」と、お電話にてお問合せくださいました。
屋根は一部でも剥がれたり落下すると、大変危険です。
屋根が無いことで雨漏りに繋がる恐れがありますし、他の部分も落下する恐れがあります。
そうなれば下にある物に当たって壊れてしまったり、人に当たれば大惨事です。
こちらが施工前の屋根の状態です。
屋根材は「セメント瓦」というものです。
名前の通りセメント製の屋根瓦のことで、陶器瓦と比べると価格が安いことから1980年代~1990年代にかけて広く普及しました。
伺っていたように、棟瓦の一部が取れて落下していました。
棟瓦の他の部分を見ると、固定している釘が浮いています。
屋根の頂上にある棟瓦や棟板金を留めている釘は、年月が経つにつれて徐々に抜けてきます。
お住まいの一番てっぺんにありますから、目にする機会は少ないでしょう。
しかし、放置すれば今回のように棟瓦が取れたり、棟板金が浮いたり飛散する恐れがあります。
そうなれば雨漏りになったり、物を壊したり、人に大けがを負わしてしまう可能性があります。
屋根のチェックは10年に1度を目安にご依頼されることをお勧めします。
なお、当社の調査は無料ですのでお気軽にご依頼ください(^^)/
屋根材は写真のように多くの部分に剥がれが見られました。
セメント瓦には表面に塗装が施してあり、塗装が雨水から屋根材を守ってくれています。
このように剥がれてしまうと屋根を守るバリアーが無くなっているので瓦の強度が落ち、割れやすくなります。
剥がれかかった塗膜を削り、新しい塗料を塗るという方法もありますが、もう寿命を過ぎていたので塗装ではすぐ不具合が出るのは目に見えていました。
お住まいというのは「何かあったら対処する」という考えでは遅いことがほとんどです。
思っていたよりも被害が大きくなっていたり、大きなトラブルになることが少なくありません。
寿命を過ぎたセメント瓦のメンテナンス方法は1つで、「屋根葺き替え工事」になります。
もともとの屋根材を撤去して新たに屋根を葺く工事をいいます。
セメント瓦の葺き替え工事の相場は約80~250万円と、決して安くはありません。
しかし、お住まいの寿命を延ばすため、資産価値を維持するため、雨漏りを防止して安心してお過ごしいただくためには必要な工事です。
「事業内容・工事メニュー > 屋根葺き替え」については、こちらのページです。
【足場設置の様子】
高所での工事はまず足場の設置から始めます。
安定した作業場があることによって職人が安心して、安全に作業をすることができます。
もし、足場がなかったら職人が落下して大事故になる恐れがあります。
それだけでなく、脚立や梯子だと作業効率が悪いため、仕上がりも悪く、工期も長くなるでしょう。
足場があることで高い品質の施工ができます。
足場の周りに張っている黒いネットは”飛散防止ネット”といいます。
屋根工事というのは思っている以上にホコリが舞ったり、ゴミが飛散するものです。
飛散防止ネットがなければ、それらが近隣に飛散してご近所の方にご迷惑をおかけすることとなってしまいます。
そのため、飛散防止ネットを張っています。
屋根工事をしたものの、近隣トラブルになった、なんてことはあってはなりませんからね。
次回は屋根材撤去の様子からお伝えします。
ぜひご覧ください(^^)/
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